
月額で3万円、月額で5万円など、クラウドワークスに登録したての初心者ワーカーが最初に目標に設定する金額はおおよそこのくらいだと思います。
私も、まずは月額報酬として5万円を目標に活動していましたが、色々な要因が重なった結果、自分が想定していた時期よりも早く目標を達成することができました。
事前の情報収集の段階、そして、実際にクラウドワークスに登録して、タスク形式の依頼をこなしていた頃は、ムリじゃね?なんて考えていましたが(笑)
今回は、目標達成に至るまでに行ったことや、その要因についてお伝えしていければと思います。
最重要項目!継続依頼を受注してムダな時間を排除する
報酬を得るためには仕事を受注していく必要がありますが、その過程の中で一番ムダだと感じる部分が「仕事を検索している時間」です。次点で「応募から返信待ちの時間」となり、つまり、作業していない(できない)時間はほとんどがムダな時間であると言えます。
実績のない初心者ワーカーの場合は応募に対する採用率も低くなるため、検索→応募→不採用…という、収入ゼロの地獄の検索応募ループを味わう可能性も高くなります。
そんな中、もしも継続依頼を受注できた場合、そのメリットはとても大きく、上記2点のムダな時間を一気にゼロにでき、かなり快適なクラウドワークスライフを送ることができるようになります。
アンケート業務を除き、私が採用された依頼が3件中3件とも継続依頼がある案件だったこともあり、早い段階から検索応募ループを抜け出せたのではないかと考えています。
ただし、継続依頼を受けている状況では、そのクライアントに依存する割合も高くなるため、継続依頼が打ち切られた場合のリスクなども考え、たとえ継続依頼を抱えている状況でも、定期的に自分の挑戦したいカテゴリの仕事を検索する癖をつけておき、新しいクライアントと接点を持つという意識をしておくのが良さそうです。
掲載されている仕事の詳細ページから、継続依頼の可能性があるかどうか?はある程度判断することもできますし、分かりやすく「継続依頼を検討しています」と記載しているクライアントもいますので、そういった案件を狙って応募していくのもひとつの手です。
ただ、初心者ワーカーはそもそも採用率が低いですし、狙った仕事を受注していくのは難しいので、結局は運任せになってしまいます。
最初は実績作りと割り切り、低単価案件でも誠実に依頼をこなす
ノースキルおじさん(私)は特別なスキルが必要な高度な依頼は受注できないため、どうしても簡単作業系(誰でもできる系)の仕事を受注していくしかありませんでした。
こういった依頼は基本的に低単価のため、単価×作業量で時給換算した場合、正直誰も受けたくないでしょ…という依頼がほとんどです。
単価や報酬額を気にせず、完全に「実績作りのため」と割り切らなければ、途中で挫折していた可能性もありました。
しかし、めちゃくちゃ真剣に依頼と向き合い、誠意ある対応を繰り返した結果、それが単価上昇という結果で返ってくることになりました。
これは正直期待していなかったのですが、まさに嬉しい誤算というヤツですね。
私が継続依頼を受注している3件中2件で単価上昇があったことで、作業量に対しての報酬額が一気に増加することとなりました。
単価 UP までに行ったこちらの対応や姿勢については以下にまとめておきますので、初心者ワーカーの方は参考にしてみて下さい。
1.とりあえず現状の単価は無視!やれる作業は全部こなす(時給換算すると辞めたくなります笑)
まずは仕事を受注できたことが大きな前進となりますので、単価などは気にせず、できることは全部やるという意識を持って作業を行いました。
単純作業ゆえのミスや、単価が低いことでの作業に対する意欲の低下など、成果物(納品物)の品質に関係する要素がいくつもありますので「この依頼をこなせば実績がひとつ増える」というような別のプラス面のことを考えながら、自分なりにモチベーションを維持して依頼をこなしていきました。
2.報連相の徹底(細かい部分を含め、疑問点などはすべて報告する)
クライアント側から連絡があった場合の応答は当然ですが、こちらから連絡を送ることも多々ありました。
内容としては「疑問点の確認」と「クライアント側のミスの指摘」です。
疑問点がある=確実性のない状況での作業…となりますので、できるだけ早く解消し、成果物の品質や作業の進捗状況に影響を与えないように心がけました。
クライアント側のミスについては、クライアント側も完璧ではないため、今まで受注してきた依頼において、結構な数でミスをしていることを確認しています。
クライアント側のミスを指摘するメリットとしては「細かい部分も良く見てるアピール」ができることと「雑な仕事をするつもりはない」という誠実さのアピールができることだと思います。
初心者の場合はクライアントに対して何かを指摘するのは躊躇するかもしれませんが、ためらわずにガンガン細かい部分も指摘していきましょう。
3.成果物の品質(不具合のない納品)
データ入力の場合なら正確なデータの記載、文章系の依頼であれば誤字脱字の確認など、納品するために成果物の品質は重要です。
ミスがある→やり直す→再納品→再チェック…と、不具合のある成果物を納品した場合はお互いにムダな時間を過ごすことになりますので、できるだけ不具合を出さずに一発で検収(納品後の品質チェック)を通すことを意識しました。
成果物の品質は、作業者のやる気や注意力、性格など、いろいろな部分が反映される部分だと思いますので、この部分が高いレベルで安定していれば、クライアントから高評価を得ることができ、信頼や安心感につながっていくことになるでしょう。
4.納期の前倒し(めちゃくちゃ速い納品)
例えば1週間後の納期が指定されている場合、極端に言えば、依頼があった次の日に納品を行う…といった具合に、かなり早い納品を意識して作業を行いました。
継続依頼をもらえるクライアントの場合は次の依頼が待機している可能性が高いため、納品を行うことで、すぐに次の依頼を受注できることもあり、単純に依頼量(作業量)が増えることにつながります。
すぐに依頼の全数を確認することで「報連相」の項目にある「クライアント側のミス」に早く気づき指摘することもできますし、時間的な余裕を持って対応できること、成果物の2重3重のチェックを行うことができることなど、複数のメリットがあります。
5.メールの返信速度
早ければ5分以内、遅くとも 30 分~1時間以内など、メールに返信する速度も意識して依頼をこなしていました。
メール返信を素早く行うことで、常に依頼に対して意識を向けているというアピールを行うことになり、そのまま「依頼に対する意欲が高い」という評価を得ることに繋がると考えています。
また、基本的には依頼に関する内容がほとんどですので、作業効率を上げる意味でも、メールの返信(応答)速度は重要です。
まとめ
初心者ワーカーが月額報酬5万円を達成するまでに行なったことをまとめると…
- 継続依頼を受注する
- 誠意ある対応をする
特に重要なのはこの2点であると感じました。
1はどうしても運の要素が絡んできますが、2に関しては、自分の心がけ次第でどうとでもなる項目です。
誠意ある対応を続けることでクライアントに評価され、継続依頼や単価の上昇に繋がる可能性もありますので、まずは「実績作り」と割り切り、低単価の案件でも愚直に作業をこなしていきましょう。