
CrowdWorks(クラウドワークス)で活動するノースキルおじさんの現状をお伝えするコーナー、今回は第4回目となります。
初心者ワーカーとして活動していく中で、最初に設定した目標金額が「月額報酬5万円」でしたが、想定よりもかなり早い段階で達成できました。
CrowdWorks(クラウドワークス)に登録したばかりの、タスク形式の依頼をこなしていた頃は「正直、稼ぐのはムリじゃね?」なんて考えていましたが、プロジェクト形式の依頼をメインに据え、継続依頼を受注できたことで、何とか目標を達成できたという感じです。
今回の記事では、初心者ワーカーが目標達成までに行ったことや、達成できた要因などについてお話していきたいと思います。
継続依頼を受注してムダな時間を排除する!
報酬を得るためには契約を取る必要がありますが、その過程の中で1番ムダだと感じたのが「依頼を検索している時間」です。
そして2番目は「応募したあとの返信待ちの時間」で、つまり、作業していない(できない)時間のほとんどは、ムダな時間であると言えます。
実績のない初心者ワーカーは応募しても採用率が低いため、検索する→応募する→返信待ち→お断りメッセージ…という、ただ時間だけを浪費する、収入ゼロの地獄の検索応募ループを味わう可能性もあるため、単発の依頼の応募では、このムダな時間をいかに減らしていくのかが重要になってきます。
そこで、もしも継続依頼を受注できた場合はどうなるのか?そのメリットはとても大きく、上記のムダな時間を一気にゼロにすることができるため、かなり快適なクラウドワークスライフを送ることができるでしょう。
アンケート関連の依頼が単発になるのは仕方がないですが、私が応募した依頼は 3/3 で継続依頼を前提とした案件だったこともあり、初心者にしては早く検索応募ループを抜け出せたのではないか?と考えています。
ただし、継続依頼を受けている状況では、そのクライアントの依頼に依存する割合も高くなるため、継続依頼が打ち切られた場合のリスクなどを考えると、たとえ継続依頼を抱えている状況であっても、定期的に自分の挑戦したいカテゴリの仕事を検索する癖をつけておき、新しいクライアントとの接点を持つことを意識しておくのが良さそうです。
掲載されている仕事の詳細ページから、継続依頼の可能性があるかどうかはある程度判断することもできますし、分かりやすく「継続依頼を検討しています」と記載しているクライアントもいますので、そういった案件を狙って積極的に応募していくことを検討していきましょう。
実績作りと割り切り低単価案件でも誠実に取り組むこと!
ノースキルおじさんでも受注できる簡単作業(誰でもできる)系の依頼は、基本的にすべて「低単価」と考えて間違いありません。
簡単作業系の依頼でまとまった収益を得ようとした場合には、とにかく数多くの作業をこなす必要がありますが…
単価×作業量で時給換算すると、正直「こんな依頼、誰が受けるの?」と思ってしまうような、条件の悪さにやる気が削がれるかもしれません。
そこで最初は、効率面を度外視して「実績作りのため」と割り切り作業に取り組みましょう。
どんなに条件が悪かろうが、それらを一旦無視して、めちゃくちゃ真剣に依頼と向き合い、クライアントに対して誠意ある対応をする…私の場合は、結果としてそれが「契約単価 UP」という形で返ってくることになりました。
評価に関してはクライアントに依存する部分でもあるため、正直期待していなかったのですが…これはまさに、嬉しい誤算というヤツですね。
私が継続依頼を受注していた3件中2件が単価 UP したことで、作業量に対する報酬額が一気に増加することになりました。
単価 UP までの経緯については以下に簡単にまとめてみましたので、初心者ワーカーの方はぜひ参考にしてみて下さい。
1.低単価の案件でも気にしない!やれる作業は全部こなす!
ジャンルを問わず、まずは依頼を受注できたことが大きな一歩となりますので、とりあえず単価は気にせず、自分ができることは全部やるという意識を持って作業を行いました。
単純作業ゆえのミスや、単価が低いことでの作業に対する意欲の低下など、成果物(納品物)の品質に関わる要素がいくつもありますので「この依頼をこなせば実績がひとつ増える」というような別のプラス面のことを考えながら、自分なりにモチベーションを維持して依頼をこなすことが重要です。
私の場合は「契約単価 UP」という形で結果が返ってきましたので、将来の自分への投資だと考えて、マジメにコツコツと作業をしていきましょう。
2.報連相の徹底(分からないことは全て確認する)
クライアント側から連絡があった場合の応答は当然ですが、こちらから連絡を送ることも多々ありました。
内容としては「疑問点の確認」と「クライアント側のミスの指摘」です。
疑問点がある=確実性のない状況での作業…となりますので、できるだけ早く解消し、成果物の品質や作業の進捗状況に影響を与えないように心がけました。
クライアント側のミスについては、クライアント側も完璧ではないため、今まで受注してきた依頼において、結構な数でミスをしていることを確認しています。
クライアント側のミスを指摘するメリットとしては「注意力」や「成果物の品質向上のための取り組み」など、主に誠実さやマジメさの部分でのアピールができることだと思います。
初心者の場合は、クライアントに対して指摘するのをためらうかもしれませんが、気にせずガンガン細かい部分を指摘していき、依頼に対する熱意を伝えていきましょう。
3.成果物(納品物)の品質
データ入力の場合なら正確なデータを記載すること、文章系の依頼であれば誤字脱字の確認をしっかりと行うことなど、成果物の品質はとても重要な部分になってきます。
もしもミスがあった場合は、納品→検収→再納品→再検収…と、本来であれば発生しないムダな工程が生まれてしまうため、できるだけ不具合を出さずに一発で検収(納品後の品質チェック)を通すことを意識しました。
成果物の品質は、作業者のやる気や注意力、性格など、いろいろな部分が反映される部分だと思いますので、この部分が高いレベルで安定していれば、クライアントから高評価を得ることができ、信頼や安心感につながっていくことになるでしょう。
4.納期の前倒し(めちゃくちゃ速い納品)
例えば納期が1週間後に指定されている場合でも、物理的に可能な量の依頼であれば翌日に納品を行う…といった具合に、かなり早めの納品を意識して依頼をこなしました。
継続依頼をもらえるクライアントの場合、次の依頼が待機している可能性が高いため、納期を前倒しすることで、すぐに次の依頼を受注できる可能性が高まります。
すぐに依頼を確認することで「報連相」の項目にある「クライアント側のミス」に早く気づき指摘することもできますし、時間的な余裕を持って対応することで、成果物の品質チェックを 2重 3重に行うことができるようになるなど、複数のメリットがあります。
5.メールの返信速度を意識する
早ければ5分以内、遅くとも1時間以内など、クライアントからの連絡に対する返信速度もかなり意識して依頼をこなしました。
メールの返信を素早く行うことで、常に依頼に対して意識を向けているというアピールができ、これはそのまま「依頼に対する意欲が高い」という評価を得ることに繋がると考えています。
また、基本的には依頼に関する内容がほとんどですので、作業効率を上げるという意味でも、メールの返信(応答)速度は重要です。
まとめ
以上、初心者ワーカーが月額報酬5万円を達成するためにはどうするべきか?についてのお話でした。
最後に、もう一度重要なポイントについてまとめて終わりとします。
- 継続依頼を受注すること(ムダな時間の排除)
- 低単価の案件でも全力で取り組むこと(実績作りと評価を意識)
- 成果物の品質に注意する(再納品の手間)
- スピードを重視する(納品速度、メール返信速度)
誠意ある対応を続けることでクライアントに評価され、継続依頼のスカウトや契約単価 UP に繋がる可能性もありますので、まずは実績作りと割り切って、低単価の案件でもマジメに作業をこなしていきましょう。

