
クラウドワークスに会員登録した後は、設定したメールアドレスとパスワードを使って、会員専用ページ(マイページ)にログインできるようになります。
今後はこのマイページからすべての操作を行っていくことになりますが、まず最優先で行うべきことは「プロフィール編集」そして「基本情報の設定」です。
どんな依頼があるのか検索して確認したい!というはやる気持ちも分かりますが、まずはもっとも重要なこの 2 つの項目を完了させておきましょう。
①依頼を受注するその前に~プロフィールの編集~
まずはプロフィール編集についての解説を行っていきます。
クラウドワークスではほぼ間違いなく「プロジェクト形式」での依頼がメインとなりますので、応募時の採用率や、直接スカウトなどに影響のある「プロフィール」は重要な項目になります。
プロフィール=履歴書と考えると分かりやすいですが、プロフィールが空白の場合はクライアント(発注者)がワーカー(受注者)を判断するための材料がゼロとなるため、応募時に採用される可能性は…考えるまでもないでしょう。
プロフィールを編集することで「スキル」「毎日の作業時間」「経歴」などさまざまなアピールポイントを追加できますので、できるだけ項目を埋めておきたいところです。
また、プロフィールはいつでも自由に変更(編集)できますので、プロフィール欄の見直しは常に意識しておくことが大事です。
会員専用ページ(マイページ)ログイン
クラウドワークス会員登録時に設定した「メールアドレス」と「パスワード」を使い、会員専用ページ(マイページ)にログインします。
今後はすべての操作をマイページから行いますので、ログインページをブックマークしていない場合はブックマークしておくと便利です。
登録名(表示名)クリック→プロフィール編集

会員専用ページ(マイページ)にログインしました。
ページ右上に表示されている登録名(表示名)をクリックすると、隠れているメニューが表示されます。

表示されたメニューの中にある「プロフィール編集」をクリックして、プロフィール編集ページに入りましょう。
プロフィール編集トップ

プロフィール編集ページに入りました。
現在のプロフィールの充実度が数値化されています。
私が会員登録した直後の状態では「25%」と表示されており、この数値だけ見ても、登録時に入力した内容だけでは不十分であることが分かります。
100% にこだわる必要はないかもしれませんが、できるだけ高い数値を意識した方が良いのは間違いないでしょう。
受注者・発注者情報

受注者メニュー=ワーカー情報の編集メニューです。
クライアントとしても利用する場合は別途「発注者メニュー」の項目を入力していく必要があります。
受注者メニューが 6 項目、発注者メニューが 5 項目あり、各項目をクリックすることでそれぞれの編集ページに入ります。
今回は「受注者」としての利用のみを想定していますので、発注者メニューについての解説は省略しています。
受注者メニュー① ワーカー情報編集

受注者メニュー内の「ワーカー情報編集」について解説します。
ワーカー情報編集では、今の職種や受注可能な仕事、稼働時間など、発注者があなたに依頼をする場合の判断基準となる要素を設定できます。
基本的には選択式となっていますので、該当する項目にチェックを入れ、プロフィール欄を作成していきます。
それでは、ワーカー情報編集で入力が必須となる、6 つの項目について見ていきましょう。
- 項目①職種(クラウドワーカーなど)
あなたの現在の仕事を選択します。クラウドワークス登録時に選んだ内容が反映されているため、特に変更がなければそのままでも大丈夫です。
- 項目②受注可能な仕事
今までの職歴や所持スキルなどを元に、今の自分ができる仕事を選択します。高度なスキルが必要な仕事から、アンケートなどの簡単なものまで、様々な選択肢が用意されています。
複数選択が可能なため、できる仕事をすべて選択しておき、直接スカウトや応募時の採用率が上がることを期待しましょう。
- 項目③ステータス
クライアントに対してあなたの現在の状況を伝えるための項目です。基本的には「対応可能」を設定しておき、依頼の受注が可能であることをクライアントに示しておくことが望ましいでしょう。
- 項目④週の稼働時間
例えば 1 日 1 時間稼働と1 日 8 時間稼働を比べた場合、当然 8 時間稼働の方が、多くの依頼を発注できるため採用率が高くなると考えられます。
また、依頼には基本的にノルマ(期限)が設けられていますので、作業時間が取れなくて納品が間に合わないのでは?といった不安要素が、応募時の採用に影響を与える可能性があります。
稼働時間も大切なアピールポイントと考え、できるだけ多くの稼働時間を設定しておいた方が良いでしょう。
- 項目⑤時間単価
この設定が機能しているのかどうか、正直かなり怪しい(笑)です。ほとんどの場合クライアントの提示金額で作業を開始することになりますので、個人的にはあまり意味のない項目という印象です。
- 項目⑥自己PR(1024文字以内)
クライアントへのアピールポイントや自己紹介文を 1024 文字以内で記述します。この項目を含めてプロフィール欄は「いつでも」編集できますので、現時点で思いつく自己 PR 文を記入しておき、定期的に修正を加えて納得のいく形に近づけていくのが良いと思います。
受注者メニュー② スキル登録・スキル検定

ワーカー情報に続き、こちらもクライアント(発注者)にアピールするための材料となります。
Word や Excel などの事務的なスキルや、PHP 、Rudy といったプログラミングスキルなど、現在所持しているスキルと習熟度などを登録します。
私のように何のスキルも持たないノースキルおじさんにとってはツライ項目となり、特に何も記載するものがありません…。
ということで、私はこの項目をスルーして空白のままにしています(笑)
40過ぎてアピールできるスキルがひとつもない…今後、クラウドワークスでやっていけるのかが少しだけ心配になってきました。

クラウドワークスには「スキル検定」というものがあります。
今現在ノースキルでも、スキル検定に挑戦していくことで実績を積むことができるシステムとなっています。
クラウドワークスがスキルを保証するため、自己申告的なプロフィールよりも価値の高いものになります。
登録できるスキルがなくて不安な方は、このシステムを活用するという方法もあります。
受注者メニュー③ ポートフォリオ・経歴登録
あなたのこれまでの実績を分かりやすく提示できるように、何か作品があれば、それを登録できるようです。
スキル登録と同じように、これまでの経験をハッキリと形にできる方にとっては絶好のアピールポイントですが、ノースキルおじさんにとってはツライ項目その 2 となります。
②仕事を受注するその前に~基本情報の設定~
プロフィール編集を行った後は、基本情報を編集していきます。
基本情報の入力内容としては「表示名の設定(任意)」「プロフィール画像の設定(任意)」「本人確認」「振込先口座登録」となります。
共通情報メニュー

各項目をクリックすることで、編集ページに入ります。
まずは項目の 1 つ目となる「基本情報編集」を見ていきましょう。
基本情報編集

ここでは、会員登録時に記入した情報の確認と編集ができます。
また「表示用の名前(表示名)」と「プロフィール画像」を追加することができます。
表示名を設定しない場合には「ユーザー名」が表示されますが、こちらは漢字などの日本語を使えるため、より自由度の高い名前を設定できます。
プロフィール画像に関しては「スカウト数」に直結するため、設定することが推奨されています。
身バレ防止のため自分の顔写真を使う必要はなく、プロフィールアイコンやペットの画像など、好きなものを設定できます。
本人確認書類提出
あなたが発注者の立場なら「本人確認済み」のワーカーと「本人確認していない」ワーカー、どちらに依頼を出そうと思いますか?
受注者なら「信頼できるクライアントから依頼を受けたい」と考えるように、クライアントもまた「信頼できるワーカーに依頼したい」と考えるハズです。
「本人確認済み」であることが受注条件として設定されている案件もあるため、特に問題がなければ本人確認を行っておいた方が良さそうです。

本人確認のために必要となる書類は「パスポート」や「運転免許証」などの一般的な身分証明書で「マイナンバーカード」は利用不可となっています。

本人情報の入力では、本人確認書類と同じ「氏名」「住所」「生年月日」を記入します。
会員登録時に入力した個人情報データは反映されていないようなので、もう一度同じ項目を入力する必要があります。
すべて記入したら「次へ」をクリックします。

書類の提出とありますが、コピーなどを郵送するのではなく、書類をカメラで撮影し、その画像をアップロードすることで確認を行います。
まずは表示されている「本人確認書類」からひとつ選び、その書類の両面(表と裏)の計2枚の画像を撮影します。

「表面」と「裏面」の計2枚を撮影したら、画像ファイルをアップロードします。
「おもて」の部分に表面の画像を、「うら」の部分に裏面の画像をドラッグ&ドロップしてください。

ファイルのアップロードが完了すると、表面と裏面の2つにチェックマークが表示されます。
この状態になったら「本人確認申請をする」をクリックして次に進んでください。

本人確認の完了ではなく「本人確認申請の完了」と表示されています。
審査結果の通知が来るまでは時間がかかるようなので、焦らずに連絡を待ちましょう。
振込先口座登録

クラウドワークスから報酬の受け取りを行うため、振込先口座の登録は必須となります。
ここでひとつだけ注意点があり、登録する銀行口座で振込手数料が異なるようです。
楽天銀行 100 円
その他銀行 500円
上記のように、なぜか楽天銀行だけ優遇されており、手数料に大きな差があります。
もしも楽天銀行の口座を開設しているなら、迷わずそちらを選択しましょう。
まとめ
会員登録直後にやるべき「プロフィール編集」と「基本情報の設定」についての解説でした。
プロフィール欄はいつでも編集できますので、現時点でアピールポイントがなく不安な方でも、クラウドワークスで経験を積みその実績を反映させることで、すぐにプロフィールを充実させていけると思います。
ひとまずは依頼を受注する準備が整いましたので、次は、依頼の検索と受注を行っていきます。
クラウドワークスでの依頼受注~報酬獲得までの流れについては↓コチラの記事をご確認ください