
クラウドワークスに会員登録したら、黙っていてもクライアントから仕事の依頼が舞い込んでくる!…なんていうことは一切ありませんので、自分から仕事を検索、受注していく必要があります。
特別なスキルや強みとなるアピールポイントがあり、充実したプロフィール欄を作成した方であれば、もしかすると初めからスカウトが来る可能性もあるかもしれませんが…私のような「ノースキルおじさん」の場合、基本的には見向きもされず、苦しい初心者時代を味わうことになるのは間違いないでしょう…(泣)
この記事では、クラウドワークスでの仕事の検索と受注方法、そして、実際に作業を終えてから報酬を獲得するまでの一連の流れについて解説していきます。
「タスク形式」と「プロジェクト形式」の依頼を受けてみた感想なども交えていますので、クラウドワークスが初めてで不安な方や、登録を迷っている方の参考になればと思います。
仕事の検索・受注方法と報酬獲得までの流れ~タスク形式の場合~
タスク形式は基本的に、スキルに左右されない初心者向けの依頼が多い印象です。
最も印象的なものは「アンケート形式」の依頼で、自分の経験や知識などを活かして、決められた質問に対して回答していきます。
タスク形式の依頼は「誰でも気軽に参加できる」という性質のため、アンケートのような「報酬額が低く設定された」ものが大半を占めているという印象です。
そのため、タスク形式の依頼だけでまとまった報酬を得るためには、数百~単位で依頼をこなす必要があり、正直、これをメインの収入源としていくのはムリだろうと初心者ながらに感じました。
仕事の検索方法~タスク形式~

ここからは、実際に仕事を検索~受注するまでの流れを解説していきます。
まずは、クラウドワークスの「マイページ」にある上部メニューから「仕事を探す」をクリックします。
どの形式でも検索方法は同じで、ここから登録されている全ての仕事を検索できます。


すべての仕事が表示された状態で検索するのは効率が悪いので、次は絞り込みをかけていきます。
仕事カテゴリや依頼形式など、細かな条件を設定できますので、自分が狙っている仕事の条件を設定していきましょう。
また、さらに条件を追加したい場合などは、検索バーが用意されているので、こちらも活用していきましょう。

例えば検索窓に「文字起こし」「データ入力」などを指定すると、その条件にあった仕事が表示されます。
メニューから検索条件を指定するよりも「キーワード」を入力した方がより精度の高い絞り込みを行うことができます。
仕事の受注方法~タスク形式~
それでは実際に、タスク形式の仕事を受注してみたいと思います。
左のメニューから「タスク形式」を指定します。

タスク形式を指定したことで、自動的にカテゴリが「ライティング・記事作成」「事務・カンタン作業」のみになりました。

カテゴリを指定する必要はなさそうなので、このまま検索をしていきます。

およそ「1,500 件」ほどの、タスク形式の案件が表示されました。
より絞り込みをかけたい場合は、検索窓に「アンケート」などの、自分が狙っている仕事のキーワードを入力するのも良いかもしれません。
今回は、1 ページ目の 1 番上に表示された依頼「クラウドワークス新規登録者限定のアンケート」が目についたので、さっそくこれを受けてみたいと思います。
報酬額が「5円/件」とめちゃくちゃ低いですが、数少ない、ノースキルおじさんでも受注できる仕事であるため、ありがたく受注させて頂きます。
依頼を受注する場合、一覧ページにある依頼内容(タイトル)が詳細ページへのリンクになっているので、まずはそこをクリックします。
クリックすることで、仕事の概要や詳細が確認できるページに移行し、そのまま作業を開始することができます。
タスク形式の最大のメリットは「事前の契約が必要ない」ということで、自分が作業を開始したいと思ったタイミングで、そのまますぐに作業を始めることができます。
内容を確認したら右側に表示されている「作業を開始する」をクリックして作業を開始しましょう。

タスク形式の依頼には基本的に制限時間が設けられているようで、今回の場合は「1 時間」以内に作業を終える必要があります。
時間内に終わるかどうかを十分に検討してから作業を開始する(依頼を受ける)のが良さそうです。
作業開始から完了まで~タスク形式~

タスク形式は依頼を受けるための「契約」が必要なく、やりたい仕事をすぐに始められるメリットがありますが、作業には時間制限が設けられており、もしも時間内に作業を完了できなかった場合、その作業自体が無効となり、かつ完了報酬も得ることができないという最悪の展開となってしまいます。
そのため、誰でもこなせるような簡単な依頼とはいえ、それなりに緊張感を持って依頼をこなしていく必要があります。
初めての場合は特に緊張すると思うので、簡単なアンケート依頼から受けるのは、クラウドワークスのシステム、そして、タスク形式の作業に慣れるという意味でも、悪くない選択かもしれません。
今回ノースキルおじさんが受注したのは、質問が 6 つだけのアンケートで、チェックを入れるだけですぐに完了しました。
ただし「完了後にメッセージを送信してください」という指示があり、依頼を完了するために、完了ボタンを押す以外の条件が設定されている場合もあるようなので、他の依頼を受ける場合も注意して確認する必要がありそうです。
報酬を受け取る~タスク形式~
作業完了後は「承認」→「報酬支払い」という流れになり、まずは自分の作業の内容が、クライアント(発注者)の要望に沿ったものかどうか確認が行われます。
内容に不備がなければ承認となりますが、不適切な場合は承認されずに報酬は支払われないということになります。
承認や非承認の通知は、マイページ内の上部メニューにある「ベルマーク」から行われます。

また、受け取り済みの報酬は「報酬」の項目から確認できます。

メニューにある「報酬」の項目をクリックすると…

受け取った報酬額を、依頼内容別で確認することができます。
作業完了から報酬の受け取りまでは自動で処理されるため、受注者側は特に何もする必要はありません。
タスク形式まとめ
タスク形式の最大のメリットは、アンケートを含めた誰でもこなせる簡単作業系が多いことと、契約が必要なく、自分のタイミングですぐに作業を始められることです。
しかし、作業難易度が低い代わりに報酬額も低く設定されており、実際の作業時間よりも仕事を探している時間の方が長くなることも十分に考えられます。
タスク形式の依頼を時給換算すると…かなり効率が悪いと感じました。
また、アンケートで求められる回答の種類や制限が多く(女性のみ、〇〇経験者限定など)、かなり万人向けのアンケートしか回答できないなど、自分が思っているよりも依頼の数自体をこなすのが難しいという印象も受けました。
そのため、報酬額は少ないけど、簡単さと手軽さを活かしてとにかく数をこなして稼ぐ!という、当初タスク形式で想定していた稼ぎ方は、どうやら実践できなさそうです。
タスク形式をメインにできないのであれば、頼みの綱はプロジェクト形式となります。それでは次は、プロジェクト形式の場合はどうなのか?見ていきましょう。
仕事の検索・受注方法と報酬獲得までの流れ~プロジェクト形式の場合~
クラウドワークスの依頼は基本的に「プロジェクト形式」がメインとなっているようで、掲載される依頼の数が「1万件以上」と膨大になります。
そのため、できるだけ早く目的の仕事にたどり着くために、条件の絞り込みや検索機能を活用していく必要があります。
ノースキルおじさんでも受注できそうな仕事として「データ入力」「文字起こし」を考えていたので、検索窓に入力して絞り込みをかけてみます。
キーワードを含めたことで、数百件程度に絞り込むことができました。
正直、ここから探すのもかなり大変ですが、依頼数が多いにこしたことはないので、時間をかけて条件の良さそうな依頼を探していきます。
※現在は AI の登場により、文字起こしの依頼はほとんどないと考えて良さそうです(例外はあるかもしれません)
仕事の受注方法~プロジェクト形式~
プロジェクト形式の依頼は、タスク形式ほど気軽に受けることはできません。
作業をする前に「応募する」という工程があり、受ける依頼に対して個別に契約していく必要があります。
クライアント(発注者)は依頼に対して「納期」を設定している場合がほとんどで、納期までに作業を完了してくれる、信頼できるワーカーと契約したいと考えるのは自然なことでしょう。
登録したばかりの初心者ワーカーはほぼ確実に実績がないため、最初の 1 件目の依頼をどのように勝ち取るのか?がかなり重要になってきそうです。
スキルも実績もないノースキルおじさんは、応募画面にあるメッセージ入力欄で、仕事に対する「責任感」や「納期を厳守する」などの誠実な面をアピールしています。
また、専門スキルが不要な、比較的簡単な依頼を受ける場合は、自分が強みだと思っていない部分がアピールポイントになる可能性があるので、積極的にメッセージ欄に書き込んでいきます。
- PCを所持していること
- ネット環境があること
- ツール(アプリ)の使用経験
- ブログ運営経験(WordPress の知識など)
- 在宅ワーカーであること(稼働時間の調整)
実際の割合は分かりませんが、PC を所持していないひとは確実に世の中に存在するでしょう。
PC の所持が応募の必須条件になっている依頼も見かけるため、単純に PC を所持しているだけでも十分な強みになり得ます。
また、データの入力先や添付するテキストファイルのデータ形式などを指定される場合があり、スプレッドシート(Excel)や Word、Google ドキュメントのようなツールの使用経験が強みになることもあります。
その他、在宅ワーカーであれば勤務時間(稼働時間)の調整が柔軟に行えるため、できるだけ多くの仕事をお願いしたいクライアントや、突発的な依頼を引き受けてくれそうなワーカーを探しているクライアントにとっては、十分なアピールポイントになることでしょう。
重要なのは、クライアントに「問題なく仕事を任せられそうだ」と判断してもらうことなので、自分がアピールできるポイントがあれば、惜しみなく前面に押し出していく方が良いと思います。
それでは、実際にプロジェクト形式の仕事に応募していきましょう。
検索結果の仕事一覧から、自分が受けたいと思った仕事をクリックし、概要や詳細が表示されたページに移動します。
このページから「自分ができる仕事かどうか」を判断しつつ、条件なども十分に確認したら、右上にある「応募画面へ」をクリックします。

「応募画面へ」をクリックすると、契約金額やプロフィールを記入できる応募画面へ入ります。

応募画面に入りました。
「クライアント」と「ワーカー」の両者が「契約内容」に同意することで契約となりますが、まずはその前段階の「応募」となります。
このページで入力する内容は以下の通りです。
- 契約金額の提示(必須)
- 支払い方法(必須)
- 金額の提示方法(必須)
- 契約金額(必須)
- 完了予定日(任意)
- 応募有効期間(任意)
- メッセージ(必須)
①~④の契約金額については、仕事の詳細から条件を確認できます。
基本的にはワーカー側(自分)が設定するのではなく、クライアント側(依頼者)の提示した金額に応じる形になると思います。ですので、自分が希望する金額設定でない場合、そもそも、その依頼を受けない(受注しない)という判断になるでしょう。
クライアントが指定した契約金額を入力する場合、税込み、税抜き、ワーカー受け取り金額など、金額が変わる要素がいくつもあるため、事前に「どの項目に対して設定した契約金額なのか?」を十分に確認してから入力してください。
クライアントが指定した契約金額を上回る要求(設定)をした場合、応募要件を確認できないワーカーと見なされ、契約の可能性がなくなることも十分に考えられます。
また、契約金額の項目には「源泉徴収」というものがあります。
デフォルトでチェックが入っている場合もありますが、私は基本的に外しています。
すべてのクライアントが源泉徴収に応じるわけではないようで、注意書きに「源泉徴収には応じない」ことを明記しているクライアントもいるため、基本はチェックを外しておく癖をつけたほうが良いかもしれません。
⑦はクライアントに対してのメッセージ入力欄です。
ここに何も入力しない場合、無言での応募となるため、おそらく相手にかなり悪い印象を与えると思います。
最低限、応募に対する意欲や、作業を完了できるスキルがあること、よろしくお願いしますなどのあいさつを添えた方がいいでしょう。
⑤と⑥は任意(入力しなくてOK)の項目なので、基本的にそのまま(空欄)で大丈夫です。

全てを記入し終えたら、応募画面の一番下にある「応募する」をクリックします。

自分が応募した仕事は、メニューにある「相談から契約まで」という項目に追加されるので、どの仕事に応募中なのか分からなくなった…という状況になる心配はありません。

メニューにある「相談から契約まで」をクリックすると、詳細ページへ入ります。
すでに完了済みの依頼や、現在進行中(応募中または契約中)の依頼が表示され、複数の依頼に応募している状況でも、管理がしやすいようになってします。
一覧から依頼タイトルをクリックすることで、その依頼の詳細ページに入り、進捗状況を個別に確認することもできます。
各クライアントからの個別のメッセージなどは、こちらで確認するようにしましょう。

また、応募から契約までの流れ(進捗状況)は、上記の画像のようにステップ表示されており、今どの段階にいるのかを確認できます。
ノースキルおじさん初めての不採用(笑)~プロジェクト形式の場合~
プロジェクト形式の依頼に応募したノースキルおじさんですが、記念すべき初めての「不採用通知」をいただきましたので、その内容を紹介していきたいと思います。
ステータスが「辞退」という表記に変わり、また、クライアントから不採用通知(メッセージ)が届いていました。

応募したその日が応募締め切り日だったこともあり、すでに数多くの応募者がいたことが敗因なのは間違いありません。
ただ、応募した当日中に不採用通知が来ており、かなり対応の早いクライアントだと思いました。
メッセージの内容もかなり丁寧で、個人的に良い印象を受けましたので、このクライアントの依頼を受けられなかったのは少し残念です。
今回の件については応募するタイミングが悪かったこともありますが、実績のない初心者ワーカーは不採用が当たり前という精神を持ち、複数の依頼に応募していくメンタルの強さが必要かもしれません。
ノースキルおじさん初めての契約~プロジェクト形式~
複数の依頼に応募中だったノースキルおじさんですが、およそ 3 日後、依頼の 1 つで進展がありました。
ステータスが「応募・スカウト」から「契約待ち」に変わっています。

これはクライアントが契約内容に同意した状態、つまりは「採用」となったことを意味し、あとはワーカー(自分)が同意することで、晴れて契約となります。

進捗状況を表すステップも「契約」まで進んでおり、クライアントが契約に同意しましたという表示とともに「契約画面へ」というボタンをクリックできる状態になりました。
ここで「契約画面へ」をクリックすると…

契約画面に移行しました。
ここでは「契約する」というボタンが表示されています。
ここをクリックすることで契約が完了となります。
契約を完了せず、契約待ちの状態から「14 日」を過ぎると、自動的に条件の同意が解除されるようです。
例えこのシステムが無くても、契約待ちの状況を 14 日間も放置するようなワーカーとは、契約を結ぶ気にはなれないでしょう。
そのような状況にならないよう、クライアント(クラウドワークス)からの通知をチェックできる体制を整えておき、最低でも 1 日 1 回程度は通知(あれば)をチェックする癖をつけ、できるだけ早めに対応することを心がけておきましょう。

契約が完了すると「相談から契約まで」で確認できるステータスが「契約済み」に変わります。

また、上部メニューにある契約一覧に、契約済の依頼が追加されます。
進行中のプロジェクトが一覧表示されるため、複数の依頼を同時に契約した場合でも確認が容易となります。
契約後の流れ~作業開始から納品、報酬の受け取りまで~
契約後の流れを把握しやすいよう、各クライアントとの契約詳細画面では、現在の状況がステップ表示されています。

業務が可能であれば上記の画像のような表示となりますが、クラウドワークスには「仮払い」というシステムがあるため、クライアントが仮払いを行っていない場合は「まだ業務を開始しないでください」という警告文が表示されます。
報酬の未払いを防ぐためのクラウドワークス側の配慮(システム)なので、その場合は大人しくクライアントが仮払いを完了するまで待機しておきましょう。
仮払い完了後の、業務可能な状態になった場合の基本的な流れについては以下の通りです。
- 作業開始(指定された作業をこなす)
- 納品(成果物をクライアント指定の方法で納品)
- 検収(クライアントが納品物を確認する)
- 報酬支払い(ワーカーは何もしなくてOK)
- 完了と評価(お互いを評価する)
基本的にはクライアントの指示通りに作業をこなし、クライアント指定の方法で納品、その後、成果物のチェックをして問題なければ報酬支払い…という流れになります。
もしも「3.検収」の時点で不備(成果物の品質に問題)があった場合、クライアントの指示で再納品(やり直し)になるため、クライアントが求める成果物の品質については、事前の確認を怠らないようにしましょう。
また、クライアント毎に納品の方法や報酬支払いのシステム(即払い、後払い)などが異なる場合もあるため、不要なトラブルを避けるため、契約条件をしっかりと把握しておく必要があります。
ノースキルおじさん初めての報酬獲得~プロジェクト形式~
プロジェクト形式の仕事で初めて報酬を獲得できましたので「納品」「完了」「評価」までの流れを、体験談を交えながら紹介していきます。
成果物の納品と完了報告
依頼されていた業務が完了したら、クラウドワークスの契約画面上にある「納品する」というボタンをクリックすることで、業務が終わり次第、いつでも好きなタイミングで納品を行うことができます。

「納品する」のボタンをクリックすることで、成果物となるファイルの添付と、クライアントに対するメッセージの送信ができます。
メッセージ欄には「作業完了報告」を入力し、指定された形式のファイルをクライアントに納品しましょう。
どのような依頼でも、完了報告のために「納品する」をクリックすることになりますが、成果物の納品方法はクライアント毎に異なる場合があり、ファイル添付以外の別の納品方法を指示された時などは、指定された方法で納品を行った後、完了報告を行うようにしてください。
お互いを評価する(ワーカー ↔ クライアント)
納品から検収、報酬支払いが完了した後は、ワーカーとクライアント、双方がお互いを評価(点数付け)します。
今回はプロジェクト形式(固定報酬制)の場合となりますが、形式によって評価できるタイミングや評価の方法自体が変わってくるようです。
また、評価できる期間も定められているようで、評価が可能になってから「1 ヶ月」とされています。
評価を行う方法は、まず、対象のクライアントの契約画面に入ります。

ステップが「完了」となっており、その下に「評価入力」の項目が追加されているのが分かります。
「評価入力」をクリックすることで、専用のページへ移行します。

評価項目は5つあり、それぞれ5段階で点数をつけることになります。
また、仕事内容についての感想を入力できるコメント欄も表示されています。
クラウドワークスにおいて評価は非常に重要な項目となっており、仕事の契約に直接影響がある部分なので、慎重に評価を行いましょう。
評価は絶対に必要というワケではなく「任意」のため、評価をつけないという選択肢もあります。
評価をつけないことによるデメリットは特にないようですが、優良なクライアント、悪質なクライアントの情報を他のワーカーと共有するために、できるだけコメント付きで評価を行うのが良いと感じました。
評価を行った場合は内容が公開され、クライアントのプロフィール画面から確認できます。
自分以外のワーカーの評価、コメントも表示されていますので、初めて応募する依頼(クライアント)の場合は、このページから評価内容をチェックして応募するクセを付けた方がいいかもしれません。
また、クライアントから受けた評価内容は自分のプロフィール欄(実績)に反映されるため、応募から完了まではできるだけ丁寧で誠実な対応を心がけ、高評価を得られるよう努めるのがいいでしょう。
依頼応募時の注意点~サービス外連絡申請~
応募から依頼完了までの間、クライアントとのメッセージのやり取りは欠かせません。
クラウドワークスには、ページ上でメッセージのやり取りができる仕組みが備わっていますが、たまに、外部の連絡ツールを用いた連絡方法を要求してくるクライアントもいます。
基本的には外部ツールでの連絡手段はクラウドワークスで「禁止事項」となっており、例外的に「サービス外連絡申請」を通すことで利用できる、言わば許可制の連絡手段となっています。
ただ、この方法は初心者ワーカーにとって注意するべきポイントにもなっていますので、その点について少し触れておこうと思います。

基本的には全てのメッセージのやり取りを、クラウドワークスの契約ページ上で行うことになりますが、一部のクライアントは、ワーカーとの直接的なメッセージのやり取りを求めてくる場合があります。
その場合は、クライアント側が「サービス外連絡申請」という機能を使い、クラウドワークスの承認を得てその機能を使うことができます。
クライアント側が、初めから連絡手段として外部ツールの使用を明記している場合は良いですが、契約完了後に外部ツールでの連絡を要求してくることもあるようで、もしもその要求に応えられない場合、依頼を継続させることが困難になるため注意が必要です。
- Chatwork(チャットワーク)
- Slack(スラック)
- ZOOM(ズーム)
- LINE(ライン)
クライアントが外部連絡用のツールとして利用するもので、もっとも見かけたものが「Chatwork」「Slack」「ZOOM」「LINE」の 4 つです。
ワーカーとして活動する場合、全てのやり取りを「クラウドワークスのメッセージ機能」で行うものだと思っていましたが、実際にはその他の連絡手段を求めるクライアントも多く、契約完了後に通知されることもあります。
応募要件に記載されていない連絡手段を求められ、かつ、そのツール(アプリなど)を導入していない、使い方が分からないといった状況も考えられるため、不安であれば、契約前から十分に確認しておくことをおススメします。
また、積極的にサービス外連絡申請を行うクライアントは、初心者を狙う「詐欺業者」の可能性もあるため、契約は慎重に行う必要がありそうです。
応募後のメール返信について(採用・不採用通知・応答速度など)
即時に業務を開始できるタスク形式に比べ、応募や契約の手順があるプロジェクト形式はスピード感で劣る…これはある程度想定していたことですが、それでも想定外だったことがありますので、その点についてお話していきたいと思います。
まず、プロジェクト形式に対しての当初のイメージは…
- 応募後に即返答!圧倒的なスピード感で次々と依頼にアプローチ!
- 採用→即業務開始!自分のタイミングで好きなだけ作業できる
- 不採用→即通知で待ち時間なし!次の依頼にすぐ応募できる
当然タスク形式ほどとはいかないまでも、クラウドワークスというシステムでマッチングを行うことによる、高速なレスポンスを期待していました。
しかし、実際にプロジェクト形式の依頼に応募してみると…
募集期間の兼ね合いや、各クライアント毎の対応の違いもありますが、応募から返答までの期間が想像以上に長く、また、それが「いつ来るのか?」も予測できないため、結構なストレスに感じました。
応募通知を確認してもらえたかどうかも分からないため、不採用前提で複数の案件に応募する場合は特に注意が必要です。
仮にもし、応募したものが全部採用となった場合…その後の処理(依頼を断る必要)で大変なことになるのが想像できると思います。
応募から返信までに時間がかかることで「採用」か「不採用」かに関わらず状況が確定するまで待機状態となるため、当初想定していたスピード感を持って数多くの依頼をこなす…ということが難しい状況となっています。
プロジェクト形式まとめ
クラウドワークスのシステムが活きるのは「タスク形式」だけで「プロジェクト形式」はそれほど恩恵がない?ような印象を受けました。
私が求めていたのは「速度」で、例えば、応募した直後(または早い段階)で即返答があり、すぐに契約の合否を出して次のステップに進む…そんな感じの流れを期待していました。
しかし、実際にはクラウドワークスに登録している各クライアントの対応力に依存している状況なので、依頼 1 件毎に「応募」→「契約」の手順を踏む必要があり、採用の場合でも作業開始まで予想以上の時間がかかりました。
また、クライアントから通知が来るまでは進捗状況を把握する手段がない(いつ返事がくるか分からない)ため、待っている時間がかなりムダに感じました。
契約を取るためにはどうしても複数の依頼に応募する必要がありますが、逆に、一度に複数の返信があっても困るため「どの程度の数を応募するか?」など悩むことが多く、何とも言えない状況が続いています。
まとめ
今回は「タスク形式」と「プロジェクト形式」の仕事の検索から報酬受け取りまでの流れについて解説しました。
実際に仕事を始めてみると、当初の想定とは違った部分が見えてきて、より「稼ぐのが難しい」というイメージを持つことになりました。
また、タスク形式メインで稼ぐのは難しいと判明したことでプロジェクト形式メインにシフトし、登録直後は軽視していたプロフィール欄の充実や、応募の際のメッセージ(アピール方法)なども勉強し、依頼の受注率 UP を目指している…そんな状況です。
最後に、現在のノースキルおじさん視点での、クラウドワークスに対する印象と感想をまとめて終わりとします。
- タスク形式…作業時間より検索時間の方が長い
- タスク形式は低単価(メインにするのは…ムリでした)
- ノースキルだとプロジェクト形式も低単価!?(笑)
- 応募後の返信…想定よりも激遅でした
- 不採用率激高!返信すらこない場合もあります
- プロフィール欄は想像以上に重要(採用率に直結)
- 高評価のため誠実な対応を心がけること
生活できる程度とはいかないまでも、それなりの収入を期待して登録したクラウドワークスでしたが…結果はかなり厳しいものになりました。
これから実績を積んでいくことでこの状況がどう変わっていくのか、今後の情報をお待ちください。

